老将の選択

待ちに待った決勝戦。
今シーズンの大一番。

バルセロナ
GK:バルデス
DF:プジョル、ピケ、トゥレ、シウビーニョ
MF:ブスケツ、シャビ、イニエスタ
FW:リオ飯、江藤、アンリ

やはり左バックはシウビーニョでした。

マンチェスターU
GK:ファンデルサール
DF:オシェイ、ファーディナンド、ビディッチ、エブラ
MF:アンデルソン、キャリック、ギグス、パクチー、ルーニー
FW:ロナウド

MFとFWの区分けは微妙です。
とりあえずこのスタメンを見たときの印象としては、
マンチェスターUは結局守りに来たな。。と。
ルーニーにも守らせて、
守備のブロック作ってロナウドのカウンター方式かな。。と。

だから試合開始して数分。。
ちょっとびっくり。

かなり高い位置からプレスを掛けていきました。
バルセロナも虚をつかれたかんじ。
だいぶ押し込まれてた。
…あれ?前からきたね。
わりとつなげなくね?
みたいな。

スタメンの印象と戦い方とのギャップ。
ファーガソンの策か。。迷いか。。

マルケス、アウベス、アビダルの不在。
バルセロナとまともに打ち合ってぶっとばし、
文句なしの2連覇を達成する千載一遇のチャンスとみたか。

それをやるなら、
やっぱりロナウドは外に置いてほしかった。
そんでテベスorベルバをスタメンに入れてみて。。

なんにしても序盤の猛攻をなんとか持ちこたえたバルセロナ。
前半10分。
中盤からイニエスタがするするとドリブルで持ち上がる。。
江藤へスルーパス。
切り返してゴール。

…どこまでもあっけない先制点。
猛攻の裏に残されたスペース。
結果から言えばこの先制が全てだった。ってことになるね。

しかし、
マンUはあのような戦い方をしてたわりに、
先制された時の策があいまいすぎた気がする。

…というか。
単純にシャビ、イニエスタがすさまじかったということか。。
てか、とんでもなーい。
マンUが中途半端になったすきに、
彼らはやりたい放題だったよ。

ターン、ダイレクト、ドリブル。。の判断がものすごく正確。
ファーストタッチのミスがほとんどないから取られないね。
ファールされても取られてない場面あったでしょ。
メッシも中盤に降りてきてこの2人に絡み始めちゃったもんね。

後半25分。
シャビのドンピなクロスをメッシが叩き込んで勝負あり。
残り時間はバルサの選手が楽しそうで。。
どうせこの内容ならもう1~2点獲ってくれればよかったのに。。
終盤はロナウドなかなかブチ切れてたね。

マンチェスターにも何度かチャンスはあったけど、
全体通せばあまりに順当な結果となりました。
だから3冠達成にもなんとなくあっさりした気分になってしまった。

マンチェスターユナイテッド。
たとえば引きこもって勝ったとする。
…きっとアンチフットボールと非難されるだろうね。

でも結果論にはなるけど、
ファーガソンはそっちを選択するべきだったのだろうか。。
それとももっと別なやり方があったのだろうか。。
それはわからんです。

戦前の予想はややマンチェスター有利のようにとられていたはず。
準決勝での両者の戦いぶりを見ればそう思うでしょ。
もしかしたらファーガソン監督にもそういう気持ちがあったのかな。
慢心か油断か。。

もしバルセロナはベストの布陣であったなら、
最終ラインから全部を含めての波状攻撃をかけることができる。
そしたらマンチェスターはがっちり守りって受けにいくだろうに。。

…もし、たら、ればの話は果てしないのでこの辺で。。

とりあえず、
バルセロナ3冠やったね!
スペインサッカー最高!

ってことで今シーズンは締めくくりましょう。

今年は例年以上にスペインリーグの試合たくさん観たね。
だってバルセロナのサッカーが楽しいんだもん。
圧倒的ポゼッションと個人技。
…そのうちまたゆっくり振り返ることにします。

EUROからなかなかイイ流れじゃないかな。
平和ボケしてしまいそうだ。

そうそう。
今回のCLと昨年のEURO。

接戦という点で、
準決勝のチェルシー戦と準々決勝のイタリア戦。

大量点差という点で、
準々決勝のバイエルン戦と準決勝のロシア戦。

内容的大差という点で、
決勝のマンチェスター戦とドイツ戦。

なんとなく似てるなぁ。。
と思ったかな。

おわり。

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