友達に借りた本が家にすでにある。。
なんてことはよくある。
入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。
ハードカバーは2005年に発売されているようで、
待望の文庫落ちかな。。
短編集もいいけれど、
やっぱ長編ですね。
伊坂さんの作品は引用文がよくでてきます。
そこが素敵。
大学生のお話。
なんだか身近なカンジがしてとても楽しく読めた。
結末の文章、
あのような締め方は理想ですね。
普通ではなかなかできないかと。。
印象に残った文章は、
やはり卒業式での学長の言葉。
…引用らしいけど笑
来年社会に出るからこそ、
今読む意味があったかなぁって思ったよ。
まぁ、自分となんか照らし合わせて、
この素晴らしい登場人物達の大学生活と比較してしまったら、
わたしの大学生活なんてクソみたいなもんだ。
…なんてことはまるでない、はずだ。
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