遅れ分を取り返すために必死。
会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは…。今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。
奥田英朗さんから、
まったり短編集です。
250ページの全6編なので、
かなり短いものが並んでます。
どれもオチはあったりなかったり、
とにかくほっこり締めるんです。
好きだったのは『夫とカーテン』かな。
内容と関係ないけど、
表紙のミニチュア風写真。
調べてみたらやはり、
本城直季さんの作品でした。
実物の写真なんだけど、
画像を加工してミニチュア風に魅せる手法。
気になる人は検索してみてください。
以上なり。
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