時をかける少年

文庫で700P弱。
なかなかのボリュームでした。

蒲生邸事件 (文春文庫)
蒲生邸事件 (文春文庫)
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予備校受験のために上京した受験生・孝史は、二月二十六日未明、ホテル火災に見舞われた。間一髪で、時間旅行の能力を持つ男に救助されたが、そこはなんと昭和十一年。雪降りしきる帝都・東京では、いままさに二・二六事件が起きようとしていた―。大胆な着想で挑んだ著者会心の日本SF大賞受賞長篇。

引用
雪で冷えたんだ―
両手で腹をさすりながら、ため息をついた。
なんてカッコ悪いんだろ。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマイケル・J・フォックスは、
50年代に戻ったって、元気にバリバリ活動してたぞ。

宮部みゆきが丁寧という印象。
現実にはありえない設定でも、
細かい描写をしてくるイメージ。

本作では、
筆者自身が生きたことのない時代のお話になりますが、
たくさんの調査によって書き上げたんだろうなぁと。
そして終盤は登場人物達の葛藤がよく描かれています。

だからこそ、
ファンタジーでありながら、
そこまで軽くならないんだと感じました。

いじょー。

コメント

  1. 25番 より:

    東野圭吾のパラレルワールドラブストーリーを読んだ。感動したのでおはぎもブログで進めといてください。

  2. おはぎ より:

    パラレル~読みましたよー。
    しかしかなり前なので、
    内容忘れてしまいました笑

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