おかちゃんもオススメしてくれた作品。
高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく…。犯行予告からトロ吉が浮び上がる。4年前クラス中のイジメの標的だったトロ吉こと廣吉。だが、転校したトロ吉の行方は誰も知らなかった。光也たち有志は、「北中防衛隊」をつくり、トロ吉を捜しはじめるのだが―。やるせない真実、驚愕の結末。高3の終らない夏休みを描く青春ミステリ。
引用
わかってねえのは、お前だよ。
警察ってのがどういうとこか知ってんのか。
警察に言えば何でもしてくれるとでも思ってるのか。
とんでもねえ。
きめられたことしかやんねえ、面倒な事にはフタをする、
一度でも目をつけた人間は絶対にしんようしねえ、
あいつらは拳銃を吊るした地方公務員だぞ。
青春ミステリという言葉そのものですね。
結末はドンデン返し的でわりと楽しめたかなぁと。。
ラストに向けたテンポの上がり方はなかなか。
とりあえず登場人物達の素行悪いなー。
作者は先に発表された直木賞候補にも名を連ねています。
http://www.asahi.com/culture/update/0104/TKY201101040395.htmlこの『砂の王国』というやつ。
あらすじを読んだカンジ結構興味出てきました。
読みたいよー。
【『砂の王国』あらすじ】
俺はまだ自分の運というやつに貸しがある。
さぁ、勝負だ。
全財産は、3円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。
大手証券会社勤務からホームレスになり、
寒さと飢えと人々の侮蔑の目中で閃く–「宗教を興す」
段ボールハウスの設置場所を求めて辿り着いた公園で
出会ったのは、怪しい辻占い師と若い美形のホームレス。
世間の端に追いやられた3人が手を組み、
究極の逆襲が始まる–
驚愕のリアリティで描かれる極貧の日々と宗教創設計画。
そんなもんで。。
いじょー。
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