クラシコ観戦 -規律とゲームメーカー

こんにちわ。
昨夜はスペインリーグのエルクラシコ、
バルセロナvsレアルマドリード@カンプノウでした。
わたしは実家wowowにて録画したものを翌朝見ました。
深夜3時の生観戦はつらいよね。ちゃんと観たいから。

バルセロナのスタメン
GK:ブラボ
DF:アルバ、ピケ、マスチェラーノ、アウベス
MF:ブスケツ、イニエスタ、ラキティッチ
FW: メッシ、スアレス、ネイマール

マドリードのスタメン
GK:ナバス
DF:カルバハル、ペペ、ラモス、マルセロ
MF:カゼミロ、モドリッチ、クロース
FW:ベイル、ベンゼマ、クリスティアーノロナウド

首位バルセロナとレアル10pt差で迎えたこともあり、
 現時点では順位に与える影響が小さい一戦だけど、
先日亡くなったヨハンクライフ追悼試合という意味が色濃い雰囲気で、
特別なクラシコという感がありました。

過去に観たクラシコの中でも試合前の雰囲気は最高の部類であり、
カンプノウに詰め掛けた9万9千人の熱狂と試合前の期待感が凄まじかった。

前半14分からの1分間。
クライフの背番号14になぞらえて、敬意を示す観客からの拍手。
素敵ですね。

さて、
そんなかんなで、
こんな雰囲気でやったら、
レアル、ボコされるやん。
なんて思っていたけど、
結果は思わぬ方向へ。

スコアは1-2、レアルマドリードの逆転勝ち。
ジリジリとした試合展開から後半半ばくらいからスコアが動き始めた。
コーナーキックからピケのヘディングで先制。
悪い取られ方からレアルにこじ開けられて、ベンゼマのバイシクルシュートで失点。
中盤がガラガラになって、最後はクリスティアーノの個人技、逆転。
そんなかんじ。

レアルの勝因は。。規律ですね。
彼らは監督が決めたプランを90分間通してやりきった。
この雰囲気、この状況、前回クラシコの敗戦(0-4)を踏まえて、
逆にやることが明確でチーム内で統一するのも簡単だったのかなと思う。

相手のオフェンス時、両ウィングのベイルとクリスティアーノをしっかりと引かせて、
かつディフェンスラインからトップをコンパクトにまとめ、
間の部分は中盤底のカゼミロが監視する形。 
よくやりきりましたな。やりきらせましたな。
ジダンのちから? 

バルセロナの敗因は。。ゲームをコントロールできなかったこと。
国際Aマッチあけ、疲労がたまった中でのクラシコ。
試合後に気づかされたけど、
バルセロナ側3トップMSNは南米出身。
レアル側の3トップBBCは欧州出身。
移動への負担の差は確かにコンディションに影響を出していたな。と思う。
#こういうの、FIFAウィルスっていうんだってね。
ちょっとしたズレや走れない部分が随所にあった。

そういった中で、ゲームをコントロール仕切る選手が不足していたと思う。
早すぎるラストパス、攻遅効の使い分け。
ペースを作るような役割、少なくともこの試合でのイニエスタやラキティッチにはなかった。
かつてのシャビ・エルナンデスのような人材が。。。なんてないものねだり。

ないものねだりは別にして、
メッシの役割等なにかしら修正する余地はあったはず。
試合のどこかでなにかを変えるというトライができなかったルイスエンリケのちから?

自分の場合、
いつのクラシコだって、
バルセロナが勝ってほしいと思っていますが、
この試合の終盤に限って、レアルに勝ってもらってよいかも。と初めて思いました。

なんかスペクタクルな試合ではなかったけど、味のある試合だった。

規律を作ること守ること、
共有すること、
継続すること 、
大事だな。

いじょー。 

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