疑惑の疑枠

こんにちわ。
僕ら初戦で敗退した3部参入戦。
先週末にようやく決着がついて3部昇格(&残留)チームが決まった。

その試合の中で、いわゆる疑惑のゴールがあった。という噂が。。。
あんまり聞いた話だけであーだこーだ言うのも、あれですが。。
ひとまず触れておく。

ある試合同点で迎えた局面にて、放ったシュートがゴールラインを越えた(ようにも見えた)にも関わらず、ゴールが認められなかった(というような主張があった)みたい。
それを不服とした攻撃側選手は審判に詰め寄って一発退場。
(たぶん)数的不利の流れで、失点。そのまま敗退。

なるほどー。

重要な場面でのゴール際の判定が試合を決めたパターン。
遊びの試合、本気の試合、練習試合、公式戦。
プロ、アマチュア、日本、世界、関わらず、どのレベルでも発生しうる事象です。

得点機会限らずファールでも何でも”2名の審判どちらかが目撃し、どう判断したか”が全て。
極論言えば、どんなに汚いファールをしようがバレなければOKだし、ゴールラインを割っていようがそう見えなければ関係ない。
2名どちらかの審判がそのようにみなさなければ、ノーファール、ノーゴール。

これを回避する方法、ひとつは道具を変えること。

■後ろ支柱当て
学生レベルで昔々大きな議論となったのはこちら。
2002年全国高校サッカー選手権岡山大会での事例。
https://www.news-postseven.com/archives/20150613_328011.html
便宜上、”後ろ支柱当て”と呼ぶ。

要は一旦枠内までボールが届いたけど、ゴール後方の支柱に当たって返ってきてしまうシーン。
これをゴールポストに当たったと見間違えるのだ。
つまりゴールラインを割っていない、ノーゴール判定。

そんなことある??って思うかもしれないけど、そんなこと結構ある。
そして、角度やスピードによっては、見間違えることはしばしば。。

以降、後ろ支柱がないサッカーゴールが普及し始めたとか。
つまり、道具を変えたのですね。

それからというもの、後ろの支柱はなくなるし、そして奥行きが凄いんだから。もう。
ダウンロード

国立競技場だったかで観たときは違和感凄かった。

■ゴールラインテクノロジー
2010年W杯ドイツvsイングランドのフランクランパードの(ノー)ゴール。

これはクロスバー下部に当たって、ゴールラインを跨ぐも、急激なバックスピンによりボールが出てきちゃうやつ。
便宜上、”バックスピンで出てきちゃうパターン”と呼ぶ。

サッカーのルールでは、”真上から見て”ボールがラインに少しでもかすっている状態であればノーゴールの判定となる。
”真上から見て”の見極めであるが、ライン上で見ているならまだしも、審判遠くからだとなかなか厳しい。。
(ランパードのやつは見えていて欲しいが。。)

どうにもできないので、両ゴールライン上にゴールライン見る専門の審判を置くという対策も一時期はあった。。
でも現在のトレンドはゴールラインテクノロジー。

こんなんだよ。
220px-Goal_Line_Technology_Diagram
磁場センサーやカメラによる判定。。
改めて設備を図示させると。。なんとなく。。これは。。間違いなさそう。。

しかし、Wkipedia情報によると、設置費用は2,000万円オーバー。
1試合ごとに40万円のコストが。。
フットサル都リーグに導入するには、あまり現実的ではないな。
でも、冒頭のような事例を無くそうとしたら、これくらい大変な事なんだと思うよ。

■結局
どんなに心に決めてしっかり見ようとしても。正しい判断って、難しい時は難しい。人間だもの。

そしてやっぱり審判による判断が全て。
ある意味で入ったかどうかって関係ない。

だから後から”あれは入っていた”、“いや、入ってなかった。”っていうのは、あまり意味がないんだと思う。

”うるせー、当事者になってみろ。”と言われるかもしれない。
そのために一年間やってきたとか、その試合が最後だとか、そのタイミングでこういう場面に遭遇したらなかなか受け入れられるものじゃない。
自分もむかしむかし都リーグでそういったこと経験してるから、わかっているつもり。。
うーん。

ただ結局なにがあっても、それ含めて勝つチームが強いんだと思うんだ。
判定に折れて、それ起因で負けたらダメなんだよ。
そんなかんじ。

しまっていこー。
いじょー。

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