候補作

こんにちわ。
フルテレワーク化にともない、すっかり通勤時間を削られて、読書量が減った僕です。
しかし最近、実家に帰ったら、伊坂幸太郎の新作を渡された。
そしたら、家にいながら、久々にすっと読んでしまった。

敵は、先入観。世界をひっくり返せ! 伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負! 無上の短編5編(書き下ろし3編を含む)を収録。<収録作>「逆ソクラテス」「スロウではない」「非オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」

新作といっても、発売は一年前でした笑
ただハードカバーだったもので、文庫化されていない時点で、自分にとっては新作です。
ちなみに、こちら2021年本屋大賞の候補作にもなっています。
https://www.hontai.or.jp/

伊坂幸太郎の世界は、魅力的な登場人物がいつだって存在する。
この作品は5編の短編集で、どれも話としては別なんだけど、微妙に登場人物やエピソードがリンクする箇所があって、それもまた伊坂らしいかんじでした。

正義感に満ちた考え方って、現実の世界ではなんだか救われないことも多いけど、この世界の中ではばっちり救われてる。
それが爽快でたまらなく気持ちがよい。

私のおすすめは、「非オプティマス」です。
“”相手によって態度をかえることほど、格好悪いことはない”っていう言葉が沁みました。
誰にでも平等に接するって、なかなかできない。
でも、そういうのって大事だな。。なんて、改めて思った。

代々、本屋大賞の作品は、気持ちよく読ませてくれるものが多いといった印象を勝手に持っている。
他の作品もぜひ読んでみよう。

いじょー。

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