いぬがいた

快晴で始まり、お昼過ぎにざっと降る。
そんな日々、いかがおすごしでしょうか。
と、今これを読んでる方、きっとだらだらと過ごしているのだと推察いたします。
だって、だらだらしている人しか、来ないもんね、このブログは。

近所を出歩いていたら、こんな看板あったよー。
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流れ去れー。コロナー。
ばかやろー。

さて、一冊読み終えました。

著者 : 伊吹有喜
双葉社
発売日 : 2020-10-14

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。

2021年本屋大賞ノミネート作品読みました。
なんというか、そのめちゃ面白かった。

ある高校の話で、短編のお話が続く形なのだけど、時代を経て、最終章ですべてがつながる感じ。
昭和、平成、令和を生きる同校の学生達の話です。

いろなものに対する歯がゆさとか、憧れとか、キラキラしたかんじとか、ドロドロしたかんじとか、そんな高校生活の小さなドラマを詰め込んだような一冊。
本当に、おすすめでございます。

話のつくりとしては、“東京會舘とわたし(辻村 深月)”に近いね。
それをもっと青臭くしたかんじ。
最近本読んでないなー。さらっと読みたいなー。っていう人におすすめ。

ちなみに、同賞のノミネート作品である”逆ソクラテス(伊坂幸太郎)”を先日読み終えて、その次に読み終えました。
賞の順位付けの結果はこんな感じです。
https://www.hontai.or.jp/

この作品でも、本屋大賞取れないのかー。
次は、圧倒的に票を集めたクジラを読みますわ。

いじょー。

コメント

  1. ねぼん より:

    おはぎブログは日課。

  2. おはぎ より:

    あ。ルーティンか。
    だらだら読んでるわけではないのですね。
    失礼しました。

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