下見 – a preliminary inspection

一週間後の学会に向けて、
再び研究室に通い始めた。
卒論が終わってみて、
わかってはいたが、
やっぱりやる気がでない。

明日はうちの大学の入試日みたいで、
正門付近では下見の高校生(or浪人生)が何人も見られました。

捩れ屋敷の利鈍―The Riddle in Torsional Nest (講談社文庫)捩れ屋敷の利鈍―The Riddle in Torsional Nest (講談社文庫)
著者:森 博嗣
販売元:講談社
発売日:2005-03
おすすめ度:4.0
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エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る“メビウスの帯”構造の巨大なオブジェの捩れ屋敷。密室状態の建物内部で死体が発見され、宝剣も消えた。そして発見される第二の死体。屋敷に招待されていた保呂草潤平と西之園萌絵が、事件の真相に至る。S&MシリーズとVシリーズがリンクする密室ミステリィ。

今回はメビウスの帯が題材ですわ。
表をたどっていくといつの間にか裏をたどることになってるやつね。

このシリーズもいよいよ佳境。
ラストが楽しみだ。

そうそう、この題材のつながりで思い出すのは『クラインの壺』かな。
クラインの壺はメビウスの帯の3次元バージョンだわ。
内側をたどっていくといつの間にか外側をたどることになってるってやつね。
結末の後引くカンジが良かったです。

おわり。

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