おそらく1年以上前、
オフキの先輩におすすめされた本を読んだ。
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七回死んだ男 (講談社文庫) (1998/10) 西澤 保彦 |
どうしても殺人が防げない!?不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう。渕上零治郎老人―。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは。
主人公が持つ能力。
不思議な時間の反復落とし穴。
同じ日が9回も繰り返されるという特異体質。
ちょっとした過去の修正が未来の運命を変える。
いわゆるタイムスリップものかな。
親戚同士の財産争いというベタな設定がまたよかったです。
話がいちいち複雑になりすぎず、
伏線も話の組み立てもきれいで読みやすかった。
こういうお話は落とし所がミソだと思うのですが、
十分に満足できる結末でした。
おすすめしていただいて、
あーざーした。
おわり。
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