カンプノウ大一番の生観戦の最後の記事。
長々になってきてしまった。
試合後のイムノ。
愛されてますね。
選手らはスターを超えて英雄扱い。
とりあえず前回の書き足し。
□例の3人衆
メッシ、イニエスタ、シャビのパフォーマンスは期待以上に期待以上。
・メッシ
正直スタジアムでは細かいフェイクやフェイントが見えづらかったりする。
ただ彼がボールを持った時だけ、
異様なまでにDFはコースを譲る。
そーいう風に見えるんです。
不思議な光景でした。
・イニエスタ
特にこの試合、
ラストパスにつながるプレーに対する精度はずば抜けていました。
幾度となくカウンター気味に最前線手前でボールを受け、
その度に決定的な仕事をしていたように思います。
結果2アシスト。
・シャビ
チームをコントロールすることを超えて、
ゲーム自体をコントロールしていた。
トラップしてからわずかに動かす一瞬のタメ。
あの時間でゲーム全体が少し落ち着く。
スタジアム観戦という引きの画でそれを切に感じた。
シャビがいなかったらもっと慌ただしい試合になるんじゃないかなって。
…3人とも大げさな表現になっちゃったかな。
生観戦による興奮補正ということで許して。
□試合終了後
スタジアムを出てからはお祭り騒ぎ、そして交通マヒ。
…という展開を予想していたんだけど、
とてもすんなり帰れました。
余韻に浸ることもなく、少しさびしいくらいだ。
あの10万人はどこに消えたのか。。と。
ミッドウィーク開催だし帰って仕事に備えるといった感じでしょうか。
こういうあたりもサポーターのマナーの良さを感じました。
□ホテル帰還後に感じたギャップ
スムーズにホテルに戻ることができ、
それでも試合終了が遅かったこともあり、
到着した時には0時を回っていました。
やっぱり21時開始は遅いなー。
でもこれがこっちの普通なんですね。
youtube等で早速チェック。
ここでメッシの1点目、スーパーゴールを知りました。
セスクの不用意なヒールパス、
カットしたイニエスタ、
DF陣を切り裂きメッシへのラストパス、
左アウトサイドで絶妙トラップ、
飛び出してきたGKをふわりと交わし流し込む。
翌日のセスクのつぶやき。

Great support from the arsenal fans. I take full blame for the result tonight. One of the worst moments of my life. I apologise.
翌日の一面。
ブスケツのオウンゴールも、
アーセナルの高いDFラインどりも、
高い位置でボールを回し続けたバルセロナの攻勢も、
あの座席からは掴みづらくて。。
特に前半、奥行き方向がわかりづらかった。
バルセロナがシュートを放ったときに始めてゴール前まで迫っていたことに気付くような。。
そういうかんじ。
だって試合後に知ったことがあまりに多くて少しだけ落胆したくらいだ。
あの場にいながら見えてなかった。。
正直な話、“試合を見ること”に関して言えば、
テレビ中継はもっとも優れた観戦方法のひとつだと思います。
それを痛感。
□総括
だからって、
落胆したばかりじゃないよー。
間近で行われたビックマッチ。
スタジアムに触れた感触。
サポーターのブーイングと歓喜。
選手たちの息遣いみたいなやーつ。
この経験が一番ですね。
例えば、
次にテレビでカンプノウでの試合を観るとき、
あるいはチャンピオンズリーグでのビックマッチを観るとき。
今回で得た経験はデカイ…はず。
ある意味で間接視野というやつ。
画面の外の雰囲気を知ってるから、
きっと今までとは違った観点をどこかに持てる気がします。
今回の旅行ではサンシーロの見学とカンプノウでの試合観戦、
この2つのスタジアムを体験したわけだけど、
これだけでもそれぞれのスタジアムの個性を感じることができた。。
もしかしたら、
スタジアム毎の個性は日本以上にあるかもしれません。
まぁサンプル数が少なくてなんとも言えないけど。
結果論だけど、
どうせイタリアに行ったんだから、
セリエAも観れたらよかったですね。
まぁ欲張り過ぎか。
次は例えばオールドトラフォードに行ってみたいものだ。
あーでもスペインの国内リーグも観たいかも。
カンプノウでもいいし、
サンチャゴベルナベウもいいな。
…3回の記事に分けて長々と失礼いたしました。
区切らないと果てしなく、長々となってしまうので。。
いじょー。
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