高山病にはなりません。

85年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの悲喜こもごも。上司と部下、親子など人間関係を鋭く描く。
北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが、御巣鷹山の日航機墜落事故発生で約束を果たせなくなる。一方、1人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る――。 実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作。
若き日、著者は上毛新聞の記者として御巣鷹山の日航機事故の 現場を取材しました。18年という長い時を経て初めて、その壮絶な体験は、 感動にあふれた壮大な長編小説として結実しました。それが本作品です。

名作と言って間違いないかと。。
自分の中では。

85年と言えば、
自分が生まれた年です。
御巣鷹山というキーワードは確かに耳にしていた。

筆者は元新聞記者なもんで、
そのあたりがよく出ていると思います。

新聞の持つ当時の影響力。。
現在ではメディアがより発展していて、
様々な媒体があるもんで、
また違うんだろうなぁ…と思いつつ、
描かれる新聞記者たちの葛藤がかなりナイスでした。

うーん。
DVD借りちゃうかもなー。